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MAMA.COCOTTO

まま・ここっと

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まま・ここっと2025春号

住まいの個性を引き出すガーデンデザイナーの仕事

ガーデンデザイナーとして大切にしているのは、「外構は住まいの化粧である」という考え方です。洋服やメイクと同じように、外構もコーディネート次第で住まいの印象を大きく左右します。お気に入りの洋服やメイクで気持ちが晴れやかになるように、素敵な外構は満足度を高め、日々の暮らしを豊かにしてくれるはずです。
そのため打ち合わせでは、要望を伺うだけでなく、将来の利用方法も視野に入れた120%以上の提案を心がけています。今は実現できない・保留の空間であっても、庭の使い方のイメージが広がります。すると、「駐車場工事が最優先だったけど、家族が団らんできる庭のガーデンステージを優先したい!」と、優先順位が逆転することも。当初予定していなかった空間がお客様にとって一番の魅力になることも少なくありません。
私のゴールは、お客様が完成した住まいを道路から眺めた時に、「本当に良い住まいができた」と心から思っていただけることです。住まいの個性を最大限に引き出し、お客様の理想を形にする。それがガーデンデザイナーの仕事だと考えています。

子どもの庭活用にはリミットが今しかない時間を大切に

「まま・ここっと」の読者アンケートによると、家での休日の過ごし方として「庭で遊ぶ」と回答した方が35%もいたそうです。砂遊びや水遊び、バーベキューなど、庭は子どもにとって楽しい遊び場であると同時に、成長を育む大切な場所でもあります。しかし、子どもが庭で遊ぶ時期は、ほとんどが小学生まで。子どもはあっという間に成長し、遊びの場も変わっていきます。庭で遊ぶ時期に、子どもが庭で遊べる環境をエクステリアで整えることは、子どもにとってかけがえのない経験となるでしょう。今しかない貴重な時間を、庭という最高の遊び場で、家族みんなで楽しんでください。

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